オーガニックチョコレートはそれほど目新しいものではありません。英国のグリーン・アンド・ブラックス(「グリーン」はオーガニック、「ブラック」はダークチョコレートの象徴)などのブランドは、90年代初頭からこの分野をリードしてきました。このトレンドはそれ以降成長を続け、西欧では3,000万ユーロのマーケットになりました。このマーケットは、変化の少ない製菓マーケットでも毎年シェアを3%増加し続けると予想されています。
グリーン・アンド・ブラックスは30年後、新興企業から幅広い商品を持つ定評あるブランドへと進化しました。持続可能な農業と公平な調達方法につながるオーガニック商品に生活者の関心が向き、そのトレンドが2019年も続いていることは当然でしょう。(出典:Innova、2019年)